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分譲マンション、下の階との騒音トラブルにお気をつけて… [分譲マンション騒音トラブル日記]

分譲マンションの下の階の住人と
騒音トラブルになってしまい、
相手に警察まで呼ばれてしまうことに。


こっちはただ普通に生活をしていて、
最初は子供の足音だったのが、子供がいないと
次は掃除機の音をウルサイといいだしました。


こちらが掃除機を使うわずかな時間を、
迷惑にならない時間に使うと提案までしているのに。


これはもう、下の階のオバサンはこちらの話を
まったく受け入れてくれないな、と思い、
さあこれからどうしようか、と考えました。


こちらはすでに嫁さんを実家に一時避難させてますが、
いつまでもこの状態を続けるわけにいかないし、
とにかくこの問題を解決するまで平穏な日常は訪れません。


まず、組合の理事長に相談してみることにしました。


話をしてみると、下の階の住人は組合には相談していないようで、
組合を飛ばして警察に通報したようです。


そして、やっぱり組合でもあの住人の事は知っていました。


隣人で何度か騒音であのオバサンからクレームが来たことがあって、
その時は特に何事もなくおさまったようです。


今回は何が気に入らないのか、かなり目をつけられてしまった
感じです。


理事長が言うには、騒音問題において、マンションでの生活音には
受忍限度っていうのがあり、社会通念上我慢できるとされる限界点が、
受忍限度だそうです。


私は、今回の件も生活音なので受忍限度内だと思うのですが、
理事長が言うには、受忍限度にも個人の感じ方があるので
判断が難しいんだそうです。


結局、理事長が間に入って、いっしょに話し合いの場を持ちましょうと
言うことになり、下の階には理事長が伝えてくれる事になりました。


しかし、理事長が話をしにいっても、組合を通すつもりはない、
騒音は犯罪だからこれからも警察に訴える、と突っぱねられたそうです…。


その後、嫁さんの実家に言って嫁さんと話し合いをしたんですが、
嫁さんは怯えきっていて、もうあのマンションで一生生活するのは嫌だ!
と言い出しました。


私もその気持ちはすごくわかりました。


仕事から返ってきて、マンションの自分の部屋を見上げると、
必ず下の階のベランダに明かりがついてるか確認する癖がついてしまい、
疲れて仕事から返ってきたのに、怒りが沸き上がってきてしんどかったんです。


でも、分譲マンションだし簡単に引越しを出来るものでもない。


もし、高値で売却できるのなら引越しはできるのですが、
せめて引越し料金ぐらいは出させたいですよね。


お義父さん、お義母さんもすごく心配をしてくれて、
知り合いの不動産屋に対処法を聞いてくれたりしたんですが、
いくらこっちが悪いと思っていなくても、騒音問題は加害者、
被害者の区別が難しくて訴えるのも得策じゃないらしいです。


この時点で、悔しいですが、話がわかる相手では無いと判断し、
戦争ではなく、下の住人と縁を切ることを選択しました。


正直疲れていましたし、仕事にも支障が出るし、
何より家族一緒に過ごせない今の状況を
一日でも早く終わらせたかったんです。


私は耐えられますが、赤ちゃんを産んだばかりの嫁さんを
安心できる場所で生活させてあげたかったんです。


引越しを選択するなら、分譲マンションを売って
次に住む場所を購入しないといけないんですが、
話し合った結果、次は中古でもいいから一戸建てに
することにしました。


一戸建ても隣人トラブルはあるかもしれませんが、
マンションよりは確率少ないだろうと思って…。


お義父さんの知り合いの不動産屋に、隣に良い人が住んでる
一戸建てを探してもらうことにし、今の分譲マンションを
売ることに決定しました。


せっかく購入したマンションを手放すのは悔しいですが、
正直、あのマンションを見るのも嫌になってきているので
とにかく高く売却することだけを考えました。


実は、このマンションの売却で、
すごくうまくいく出来事があったおかげで、
購入時の価格とほぼ変わらない金額で
売却できる事になりました!


これは本当にありがたかったです。


このうまく言った出来事とは、マンションの売却を、
複数の不動産屋に相談して査定をしてもらった結果、
購入時とほぼ同じ金額を提示してくれた不動産屋があったんです。


実は、前回引越しをした時にネットのサービスで、
引越し業者に一度に依頼を掛けて一番安い所を選べる、
というサービスがあって、それを利用したおかげで、
引越しを激安価格でできたんです。


不動産の売却でも、同じように一度に複数の不動産屋に
査定してもらえるサービスがないかな、と思って探したら、
実際に不動産の一括査定サービスがあったんですね。


それを利用して、複数の不動産屋にマンションの売却査定を依頼すると、
購入時と変わらない金額で買ってくれる所が見つかったんです!


これのおかげで、ようやく分譲マンションでも引越しができる!
と希望が湧いてきました。


売却手続きを進めながら、一方でお義父さんの知り合いの
不動産屋さんが、感じの良い築3年の一戸建てを見つけてきてくれました。


嫁さんと一緒に見学に行くと、思ったより庭が広くて、
中も全然傷んでないし、隣に住んでいる家族もすごく気さくで明るい方達で、
私も嫁さんもすごく気に入ったので購入することに決めました。


若干、売却金額より高かったみたいですが、
事情を知っていた不動産屋さんは、分譲マンションを売却した額と
同じ額にしてくれました。


引越し料金はもったいないですが、その時点では
もうそんなことはどうでもよかったんです。


たくさんの手続きを済ませ、引越し当日、もう思いっきり
うるさく引越し作業してやりましたよ!


それくらいの復讐は許してもらえますよね?


何も文句は言ってこなかったですし。


今は、一戸建てですごく自由に生活できて、
本当にあの時決断してよかった!と実感しています。


私達は運良く、損をしたのは引越し代の数万円くらいで
済んだので、本当によかったです。


あれから1年と半年くらい経ちますが、
たまにネットでマンションの騒音問題の書き込みを見ると、
思い出してみなさんと同じつらい気持ちになります。


私の体験談からですが、受忍限度を超えないような
生活音でクレームを言われると、どうしようもないですよね。


被害者の気持ちになって注意して生活しなさい、と言われますが、
加害者にされたものの気持ちは、誰も分かってくれません。


本当に被害者の方が聴いている音は、みんなが聞いて
騒音と呼べるようなものなんでしょうか?


このあたり、法的に整備されていないので、
結局、加害者が気をつけるしか無い、ってなるんです。


加害者にされた側にはどこに訴えることもできません。


なんだか痴漢冤罪のようだと私は思うんですが。


自分は騒音を出していない!とトコトン戦うこともできますが、
正直、理解してもらえないし勝つのも難しい世の中のようです。


生活のリズムがあわない者が近くに住んでしまった悲劇なのかもしれないですが、
分譲マンションや一戸建てでは、簡単に引越しもできないですから、
問題は深刻なんだと思います。


もし、これを今読んでいる方で私と同じように
騒音の加害者にされてしまった方がいらっしゃるのなら、
私のように引越しを考えるのもいいかもしれません。


よかったら、一度ダメ元でも自分の住まれてるマンションや
一戸建ての売却金額を調べてみてください。


普通に不動産屋1社に聞くと足元を見られるので、
調べるときは、複数の不動産屋に聞いてくださいね。


私が利用した無料サービスをここに紹介しますので、
これを利用すると簡単に複数の不動産屋の売却額を知ることができます。


不動産屋によって金額がかなり違ってきますので、
その中で一番高く売れる金額なら、私達家族のように
新しいマンションや一戸建てに引っ越しできるかもしれませんよ。

⇒私が利用した不動産査定サービスはこちら




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